子供のメタボリック
第二次世界大戦後の日本人の食生活の変化は、米国の食肉産業の世界戦略の下に、起こされた甚だ人為的、政策的な色彩が濃いものです。
その影響は、世代を重ねるごとに大きくなり、今日に至っては、子供のメタボリックとして現れています。本来メタボリックは中高年者に多いとされ、子供に起こる障害ではありませんでした。
幼児期からの、肉類中心の食生活は、本来新陳代謝の激しい子供の内臓にも、脂肪を過剰蓄積させる事になりました。事態が深刻なのは、肉中心の食生活になれた世代の親が、子供のために食生活を改善することが出来にくいことです。
メタボリック自体生活習慣病として定義つけられていますから、そもそも親の生活習慣が子供に影響している訳です。
子供のメタボリックは、大人以上に深刻な要素を孕んでいます。
一旦子供がメタボリックになって糖尿病などを発症した場合を想像してみてください。
幼児性糖尿病は、膵臓のインシュリン分泌機能が整わない前に発症するため、インシュリン依存型の治療方法しか治療の手段はありません。
食事制限も、大人の制限より厳しく、お菓子やチョコレートなどは食べることが出来ません。
このような事態を招かないためには、子供の食生活は勿論の事、親の食生活を含めた、家庭全体の食生活の改善をする必要があります。
問題は食生活ばかりでなく、生活全般にわたり、子供の運動不足や夜更かしなども、健全な新陳代謝を阻害する原因ですから、不規則な生活も正す必要があります。