定義について
メタボリック症候群とは、内臓脂肪があるレベル以上に達していて、高血糖・高血圧・高脂血症のいずれか2つ以上に該当した場合、診断されます。
内臓脂肪の細胞から分泌されるアディポサイトカインが重要なカギを握っていて、初期段階の動脈硬化はアディポサイトカインが起因していることが解明されています。
アディポサイトカインは、善玉悪玉があって、悪玉は動脈硬化を促進させ、善玉は逆に抑制する働きをします。
正常な状態であれば、善玉悪玉のバランスが保たれ、動脈硬化などの危険はないのですが、内臓脂肪が過剰に蓄積される事により、善玉が減り悪玉が増える事により、善玉悪玉のバランスが崩れ、動脈硬化が起こります。
メタボリック症候群の定義は、医学的に動脈硬化症候群と言われる、一連の疾病が含まれていますが、その他にも1980年代から話題になったシンドロームX、死の四重奏、及びインスリン抵抗性症候群なども含まれます。
全般的に共通する点は、成人病とされる糖尿病や心筋梗塞、脳溢血などが含まれ、生活習慣病として広く知られた疾病が多い点です。
事実内臓脂肪が出来る最大の原因は、長年の脂肪過多の食生活によるとされており、日本でも欧米型の食生活が問題になっています。
欧米でも見られる、ローフード運動の高まりは、肉食中心の食生活改善を目指したものと言えますが、日本における無農薬の食品や自然食の人気の高まりも、現代人の食生活に警鐘を鳴らすものと考えられます。