診断基準について
メタボリックシンドロームの診断基準には、3種類あります。
日本肥満学会、日本動脈硬化学会、日本糖尿病学会、
日本高血圧学会、日本循環器学会、日本腎臓病学会、
日本血栓止血学会、日本内科学会の8学会が独自に策定した基準と、
世界保健機構(WHO)や国際糖尿病連合会議(IDF)の発表している基準とがあります。
日本の基準は、民族差を考慮したもので、WHOやIDFと基本的な違いはありません。
基準の目安として、腹囲が第一に挙げられますが、一般的には85cm以上が要注意とされます。血清脂質異常、血圧高値、高血糖の3点のうち2つ以上に該当する場合、メタボリックシンドロームとされます。
詳細な数値は、WHOやIDFと見解が分かれますが、血清脂質異常としては
トリグリセリド値150mg/dL以上、
またはHDLコレステロール値40mg/dL未満とされ、
血圧高値では最高血圧130mmHg以上、または最低血圧85mmHg以上とされ、
高血糖では空腹時血糖値110mg/dL以上とされています。
この他にも高TG血症、低HDL-C血症、高血圧、糖尿病について治療が行われている場合、各項目に該当するものと見なされます。
今後メタボリックの分子レベルのシステムが解明されれば、その基準も変更されると考えられていますが、国別、民族別の基準差は考慮されるべきでしょう。ただ注意しなければいけないことは、肥満などの外観だけで、メタボリックと判断するのは早計で、痩せている人でもメタボリックの可能性があります。
健康診断等で、内臓脂肪を検査される事をお勧めします。